皆様ごきげんよう。
一度絶滅したものが何かの拍子に復活するのが、
人類の作りしものならばあり得るのであって、
この秋穂饅頭とやらもその類なのでございます。
何でも、一度作り手がギブアップしたのを、
東京から戻ってきた洋菓子職人が復活させて、
細々と道の駅で売っているのですと。
それは喰ってみんと。
しかし、当の道の駅がマニアックすぎて、とても行く気が
しないので、佐賀の旧友の結婚式の帰りに立ち寄りました。
道の駅は道の駅ですが、あまりにもマニアックな、鉄道で言えば
地方交通線の途中にあるようなマニアックな駅なので、県外から
狙って行くにはあまりにも辺鄙すぎるのです。
主要路線である国道2号線からも離れすぎているので、ちょっと
立ち寄るにも「ちょっと」ではすまない離れっぷり。
だとしても、秋穂饅頭はそこでしか入手できません。
ワンパック5個入りで280円也。

白あん入り小型パンケーキ
端的に言えば、「白あん入りパンケーキ」ですね。
「あいお八十八カ所」の野暮な焼印が些かセンスが古めですが、
饅頭らしからぬもっちりしたパンケーキのような皮?に
しっとりした白あんが控えめに埋め込んでいます。
これがまた合うんですわ。
ちなみに、うちのカミさんやら何やらは興味なしという感じで、
一人でモリモリ食べてしまいました。