皆さんごきげんよう。
東芝がPC事業をSHARPに売っぱらいましたね。
40億ぐらいで買い納めたんですってね。
まぁ、買い納めたのがSHARPだったのは非常に
驚きですが、東芝がPC事業から手を引くのは時間の
問題で、原発事業での壮大なズッコケがあったから
少しだけ早まったかなという感じですね。
なんで時間の問題だったかといえば、
- VAIO →SONYが産業革新機構に売却
- NEC→ほぼLenovo化
- 富士通→これもほぼLenovoに売却後
(偉い人は売却でも撤退でもないって言ってたけど)
てな流れでしたもんだから、逆らえんでしょ?と。
後元気そう?なのはPanasonicぐらいですかね。
今回買収したSHARPは久々の復活になりますけど、
アレは撤退してからホンハイに買収されているので、
かつてからのSHARPじゃなくて海外資本でしょ?
という感じです。
最近は、もうスマホとタブレットがあれば
PC要らないんじゃない?と気づき始め、よっぽどの
用途でなければPCを買わない人が増えたからじゃあ
ないんですかね。
・・・というのが直感的な理由ですが、そうは言いながらも、
- MouseComputerとか薄利多売で生きている国内PCメーカーもまだ存在している。
- 海外ではRazorとかOmenとかゲーミングPCでアホのように
クソ盛り上がっている。 - ライトユーザーのPC離れがあったとしても、仕事でPCを使う人口が突然ガッサリと消えたわけではない。
という「まだPC必要」という事実がそこに横たわって
いるのです。(まだあるかもしれないけど)
あながち日本の技術力が落ちたとか、若者のPC離れやスマホ
依存が効いているからとか、そういう理由がシンプルに効いて
いるのではないと思われます。
現に、最近自分も久しぶりにノートPCを更新したわけですし。
もちろん、VAIOでもNEC・富士通(いう名のLenovo)でも、
最近死んだ東芝でもなく、AppleのMacBookProです。
1995年からWindow一筋、Macのような林檎ハゲの使徒の
ためのマシンとか頭がおかしいだろ?とか思っていたザキさんが
23年目にしてまさかのSwitch!
この顛末はまたいずれご報告させていただくとして。
ザキさんが最近ノートPCを買おうとして、国内主要Window
マシンベンダーをことごとく回避した理由を簡単に挙げると
すれば、ざっとこんな感じです。
- 要らないプリインストールソフトが多い
- 誰向けか不明な中途半端なスペックのくせに高い
- 同じスペックならば国外メーカーの方が安い
- 最新のインターフェイスの導入が遅い(USB-PDとか)
- そして、Windows10がクソ
特に5が一番大きいのですが、Windowを我慢して使うにしても
国内メーカーのノートPCがダメな理由は2と3がでかいと
思います。
クソみたいなプリインストールソフトがたくさん入っていて、
誰が使うにも中途半端な・・・初心者向けなのか、ビジネス
ユーザー向けなのか、エンスー向けなのかよくわからない
中途半端なスペックをパッケージングして、同じスペック
ならばお値段はLenovoやDellより高いPCが欲しいか?といえば
そうでも無いんですよね。
そういえば、富士通はPCWatchでキーボードへのこだわりが
何とか必死にアッピールしていましたが、アレだけのこだわりが
どれだけの人の利益になるのかといえば、ささやかですよね。
今、職場で東芝のPCを使っていますが、何をやってもクソで
びっくりです。起動して20分してまともに使える、メモリが
4GBしか積んでない、今時起動ディスクがHDD(笑)、
そんなゴミを平気でうちのシステム管理者に売りつけるとか
ナンセンスワールドですよね。
NECや富士通に引き続き、誰にとも向いていないクソなPCしか
作らない、作れないメーカーが、死すべくして死んで、その
屍を拾ったのが一度死んだSHARPだったという、本当に
皮肉めいた出来事でした。