この四連休、皆さま如何お過ごしだっただろうか?
コロナなんじゃいでごたつく今日この頃から言えば、
ザキとしては
ガンプラ、写真編集、お料理の三漏三昧を夢見ていた。
※三漏=心から漏れ出る煩悩のうちのキッツイ三つことをさすが、ザキの場合はガンプラ、写真、お料理の三つを指す。
しかし、現実は違う。
「2泊3日でキャンプへ行くでぇ~!」
とカミさんが宣えば、ザキは黙って従うしかない。
・ カミさんはテントとタープが立てられない
・ カミさんは目的がなくてもキャンプに行く
・ カミさんは端的に言えば一人キャンプは無理
故に、この場合はザキはその気がなくても、カミさんのために黙ってついて行って作業をするしかないのである。

ザキが行きたくても行きたくなくても、行くに値する理由があってもなくても、崇高なカミさんの御意思があればもう行くしかないのである。まさにレットイットビー、思し召しのなすが儘にである。
じゃー、ザキはカミさんが行かなくても行くのか?といえば、
・ これまでの経験でテント・タープは一人で
立てられるようになってしまった
・ キャンプしにキャンプに行くことはないが、明確な
目的や理由があればキャンプをするのは厭わない
・ 一人でキャンプに行けって言われたとしても、立派な理由が
成立すれば行ける
ので、カミさんがいる必然性はない。
だが、残念ながらザキには目的や理由がないし、キャンプを立てるような大仰なキャンプはできる限りせず車中泊にとどめたい。世界のキャンプ好きを敵に回したとしても、キャンプだけが目的のキャンプは、労力と時間の無駄としか思っていない。
キャンプのためのキャンプ好きの好きは尊重はするが、無理に人にやらせちゃだめよ、ザキは厭ヨ~厭々!なんもである。
しかし、カミさんは全くの逆。
キャンプのためにキャンプをし、それにザキを巻き込んでくるのです。それは望まずとも来る台風のごとし。
そして不可逆的なこの関係。
カミさんが望めばザキは行かざるを得ない。
ザキが望めどもカミさんは行かなくていい。
でもザキは特に望むわけでもない。
なんたる不条理!
しかし、不条理の中に己の心を満たす条理をなんとか探し出してなんとかするしかないのである。
そう、何とかするしかないのだ。