100mmSTFが出た!

ご機嫌諸君。

変態レンズコレクター初心者の吾輩としては、変態ミノルタの
系譜であるSONY Aマウントはとてつもなく重要である。
Aマウントといえば、

  • AFの効くレフレックス
  • STF
  • ソフトフォーカス(ミノルタ)
  • 135mm F1.8 ZA(F2.0は普通)

とかまぁ、変態レンズが盛りだくさんで、とりあえず今のところ
これらの2/4は抑えているので安泰だと思っていた。

ところがだ。

http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201702/17-0208/

ついにFEマウントのSTFが出てしまった。しかも、AFで。
85mmF1.8とか18-105F4Gとかどーでも良くらいだ。

しかし、落ち着け!たかだかAFがデキるようになっただけでは?
てことで、よくよく見て比べてみたけどさ・・・

名称 FE 100mm F2.8
STF GM OSS
135mm F2.8 [T4.5]
STF
画像
焦点距離 100 mm 135 mm
絞り羽根 11枚 9枚(Man.10枚)
レンズ構成 10群14枚
APD1枚込
6群8枚
APD1群2枚込
マウント Eマウント Aマウント
手ぶれ補正
最大F値 F2.8 [T5.6] F2.8 [T4.5]
最大撮影倍率 0.25 倍 0.25 倍
AF
テレコン
重量 700 g 730 g
バッジ GMaster

 

AFがダメとかならまだ許せるけど、焦点距離が至極使いやすく
なっている。APS-Cならなおさら使いやすく感じるかも
しれない。(135mmがAPS-Cだと換算200mmで使いにくくなる)

撮影倍率は同じ0.25だけど、135mmと100mmでは寄れる距離が
3cm違う。リング操作がめんどそうだけどね。

最大開放時のT値が、100mmSTFの方が小さくなっているけど、
Eマウントは変な膜とか無いし、高感度も強いし、何よりSTFの
効きを強くしたんじゃないかと勘ぐっている。

トドメにGMasterだよ!GMasterだよ兄貴!
135mmSTFには何にもなかったよ!

てことで、モノは新100mmSTFの方が上だと思う。
酸っぱい葡萄的に135mmSTFの利点を挙げるとすれば、
T値が4.5でも口径食が出にくいのと、まどろっこしい
マクロリング操作をせずに寄れる所だろうか?
非球面レンズが入っていないので、素直じゃない
玉ねぎボケが出にくいかもしれない。尤も、APDエレメントの
がInしている時点で玉ねぎボケ云々の心配は無意味だけど。

むしろ、非球面やEDレンズを入れてきてパプリンジ(パープルフリンジ)を潰しに来たのは明らかで、そのへんが特に羨ましい。

APDエレメントが2枚から1枚になっているのも気になる。
嗚呼、Aマウントでも出してくんねーかなー。

でもまぁ、今の135mmSTFでも十分ナイスーな画は出せる。

SONY SLT-A77V (135mm, f/4.5, 1/250 sec, ISO250)
豊北にてコスモス
SONY SLT-A77V (135mm, f/4.5, 1/250 sec, ISO160)
苺の花
SONY SLT-A77V (135mm, f/4.5, 1/250 sec, ISO400)
苺そのもの。そろそろイチゴ狩りの季節ですね。

うん、十分!100 mm STFは決定的じゃないね!(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください