タイトルではそう謳っているが、ハッキリ言って
ニコンのデジカメは買う気が全く無いので興味がない。
1に、実家のオトンがニコンユーザーだから。
2に、ニコンユーザーは硬派が過ぎるから。
3に、レンズやマウントの回転方向が他社と逆だからだ。
だとしても、Nikonが出すデジカメは、良かれ悪かれカメラ業界の動向を占う事ができるので思いっきりウォッチしている。
だから、DL発売中止やKeyMissionのダメっぷりは衝撃的だった。
そんなNikonの創立記念日に、何かがあると思っていたので
生暖かく注目はしていたが・・・
- ニコン、創立100周年を迎える
新しい経営ビジョンと心掛けを策定 - ニコン、デジタル一眼レフカメラ「D850」を開発発表
“高精細な描写と高速連続撮影の両立を実現”
特に、「心掛けってなんだよ」って思ったので抜粋。
好奇心
常に変化を楽しみ、広く興味を持つことで、新しい発想を生み出します
親和力
誠実な心で様々な価値観を受け入れ、多様性を尊重します
伝える力
自らの考えを伝え、共有することで、大きな流れを創り出します
うーん、なんとなくだけど、「今までのニコンが、ニコンであったアイデンティティかなぐり捨てます」って意味なんですかね?
まぁ確かに、好奇心があるのなら一眼レフにしがみつく必要性もなかったわけだし、親和力があるのなら今時のアプリ開発力の重要性やミラーレスの将来性も分かっていたはずだし、今時っ子が重要視する伝える力の重要性もよーく分かっているはずだと思うんだけどなー。少なくとも、イメージング事業に関して言えばの話だけど。
そんな話の間に出てきたD850が一体どうなるのか?
そこんトコが重要だと思います。
結局、D850がD810に毛が生えた程度で、スペックの数字上以外の飛躍が無いのなら、先述の心掛けはいきなりズッコケそうな気がしますがね。
「高精細な描写と高速連続撮影の両立」って言うと、α99M2とか、EOS 5DMk4とかあんな感じを言うんですよね。結局その辺をベンチーマークにしたそれなりが出てきそうな気がするなー。
- 42MP BSI(メモリスタックなし)
- 秒間10コマ、ミラーアップ12コマ
- 像面位相差AF
- 専用位相差AFはD5、EXPEEDも5
- XQD×1+SDHC×1
- 4K 30p with 像面位相差AF
ウリがあるとすれば、Nikon一眼レフで初めて像面位相差AFを搭載して、Canonに追いつきましたよ!・・・的な?
それは読めるというか、それぐらいはキャッチアップしようぜ的な感じなので、せめて・・・そうだなぁ・・・
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- OVF/EVFデュアルモード搭載
- 6K 30p/8K 24pムービーOK
- Nikon-Log
- Microsoft HoloLens対応
- バタバタミラー廃止(SIGMA方式)
- SIMスロット搭載
・・・そんな面白いことのどれかが起こる、或いはその右斜め上の何かが起こったら、「ああ、心掛けは嘘じゃないんだ!」と納得しますが、まぁ今までのNikonだと絶対ないと言い切れますがね。