170919 Stained Glass

皆様は「二線ボケ」はご存知でしょうか?

レンズの収差によって起こるボケの見え方のひとつ。1本の線が2本に見えてしまうことから、この名称がついた。とくに風景のなかの木など、直線で構成される部分に目立つ。

収差のまったくないレンズであればピント位置の前後の像は太いボケとなるが、 球面収差 が残っていると、点が後方にリング状のボケとなって出やすくなり、それがニ線ボケにつながる。反射望遠レンズ( ミラーレンズ )などに出やすいのはそのため。

また、球面収差の補正が過剰な場合にもニ線ボケは出やすいとされる。ニ線ボケは絞りの絞り込みによって軽減される場合がほとんど。なお、ピント位置より前方のボケはほとんどニ線ボケにならない。

引用:コトバンク

だ、そうです。
安っぽいズームレンズや球面収差の激しいレンズだと、
背景が多くの直線でゴッチャゴチャしている時に出てくる
アレのことですね。

ザキさん手持ちのG.Zuiko 50mm F1.4(SL)も例に漏れず
球面収差の激しいやつですから、出やすいレンズですね。

OLYMPUS IMAGING CORP. E-M1 (0mm, f/0, 1/160 sec, ISO200)
硬いボケ、二線ボケ、イマイチなシャープネス、悪くないですね。

ボケが硬い、球面収差ゆえの二線ボケガンガン、シャープネスも
いまいち、MFのみのしょっぱいレンズですが、こういうのは
悪くないですね。ステンドグラスみたいで好きです。

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