OMとOM-D

とまぁ、OM-2で写ルンですとかそんなぬるい感じじゃない
ガチのフィルムカメラデビゥを果たしたザキさんですが、
幾つか思うことがあったんです。このOM-2・・・

OLYMPUS IMAGING CORP. E-M1 (25mm, f/8, 1/80 sec, ISO3200)
似て非なる、同じOMにして同じに非ず。

えれーちっさいですね。
うちのフラッグシップE-M1Mk2と同じどころかグリップの分だけ
小さいですね。コレに35フィルムが入るのか怪しんでしまう
そんな勢いです。

というか、OM-2のセンサーサイズ(と言うべき大きさ)は、
E-M1Mk2のセンサーサイズの4倍ぐらいですよね?
フルサイズのカメラみたいに、ちゃんとレンズの額面通りの
画角で撮れるのがなんというか、感動してしまいました。

一眼レフは別に初めてではないのですが、今まではレンズの
額面上の焦点距離にクロッピングファクターを掛けるのが
当たり前だったので、そういう儀式が要らないのはフィルム
からデジタル通じて初めてなんです。

あとそれから、重いですね。中にメカがぎっしりなのは
OM-1をバラして分かっているんですけど、電子部品が
本当に最小限で驚きます。OM-1は下手こいたら電池が
なくても撮れるんですよね?(露出計は動かなくても)

で、似たような大きさだとか言ってましたけど、
フランジバックがOMとMFTで段違いのはずなんですが
厚みも同じぐらいなんですね。コレが不思議ですね。
その差が、OM-DはOM-デジタルって意味のはずだけど、
OMとOM-Dは形は似ててぜんぜん違うなと思うのです。
デジタルかフィルムか?AFかMFか?素材がメタルか
樹脂か?それはささやかな問題です。

焦点距離の重みと、レンズの後ろの厚み。
それが、今と昔のOMの差だと思っています。

とは言うものの、かつてはレンズの後玉の後ろには
ミラーボックスとフィルムだけ、MFTはセンサーやら
液晶やらがミッチリ詰まっている。

メーカーは異なれど、フルサイズのセンサーに
ミラーボックスが追加されるDfはあの体たらく。
「分厚いステーキのようだぜ!」

そんなDfを横目に、「どうせOM-Dを名乗るならフルサイズに
しちゃいなよYOU!」とか思ったのですが、それはおそらくは
ムリなんでしょうね・・・

いやでも、
・液晶なし
・手ぶれ補正なし
・AF無し
・動画なし
とかだったら、純粋OMマウントを利用したフルフレーム
デジカメができそうな気がします。ほら、ライカの
Mシリーズとか、あんな感じで良いんです。

いやいや、OMのフランジバックが46mmなんですよ?
ライカMマウントは27.8mmだからたまたま「ナントカなった」
だけであって、比較できません。

いやいやいや、フィルムはデジタルに駆逐されないと言われて
結局15年程度で駆逐されてしまったのだから、時代の進歩が
何時か願いを叶えてくれそうな気がしますね。

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