Expect the Unexpected. digiFilm™ Camera by YASHICA
あんなんやこんなん予告動画を以て煽ってきたYASHICAの
アレですが、ついにKickstarterに概要と出資者募集が
出ていましたね。
一瞬「おっ!」って思ったんです。出資しかけました。
なんでって、ワインダーが付いているんです。フィルム機に
ついてる、フィルムを一コマ送るアレですね、アレ。
フィルム+デジタルの融合機かと思ったんです。
ですが、あんまり深い意味のないものっぽいです。
スペックはどうかというと、
- 1/3.2-inch CMOS sensor
- 14 megapixel photos
- Built-in viewfinder
- Apertures of f2.8
- Focal Length 35mm
- A minimum focusing distance of 1m (~3 feet) to infinity
- 5 selectable steps shutter speeds 1s, 1/30s, 1/60s, 1/250s, 1/500s
- SD card storage (wifi card compatible)
- Micro USB connectivity for data transfers
- Tripod mount ready
- Operate with 2 x AA batteries
- Image controlled by digiFilm™
digiFilmってのは、それを交換すると吐き出される画像の
画像処理エンジンが変わる・・・というニュアンスの説明が。
それでも敢えてパトローネ交換とする意味が伝わりません。
レンズも35mmf2.8、最小撮影距離が1mとまぁ、おもちゃ感が
スゲーですね。交換できるとか、せめてF1.8までの明るさとか、
何か思っていたよりもガッツが足りません。
背面液晶やEVFがなく、アナログの操作感を以てフィルム写真を
撮った感じにさせる、Leica Mよりも手軽に手を出せるかも・・・
という感じのおもちゃですね。

似て非なる、同じOMにして同じに非ず。
最近OM-2を弄くりだしてフィルムカメラの1枚に対する気合感に
価値を見出しているザキさんとしては、そんな小手先な撮った
感覚ごっこ遊びよりも、素直にフィルムカメラをにして、今に
フィルムカメラの塊感を復活させたほうが一千万倍良かったと
思います。まぁ、これは僕のカメラではありませんでした。
まぁ、敢えてdigiFilm™とか銘打つのであれば、
- digiFilm™をねじ込むとデジタルカメラにスイッチ
- 代わりにフィルムのパトローネをねじ込むと、
フィルムカメラにスイッチ - デジタルにすると画角が変わるけど、センサーは1インチで
画質はまぁまぁナイスーをキープ(望ましくはFF) - digiFilm™に保存機能を持たせて、フィルムカメラの
「残り何枚しか無い感」でフィルム特有の後がない感を煽る
とか、或いは、フィルムカメラなんだけど、実は別に1インチ
センサーの同画角デジカメが組み込まれていて、フィルム撮影と
同時にデジカメ撮影もしているというギミックでもヨカッタ。
(露出計を共有することで露出はある程度合わせられる)
まぁ、そうでもないうちは「ナイ」ですね。(ヾノ・∀・`)ナイナイ
所詮香港メーカーの、近年のフィルム復活ブームへの
ちゃっかり乗っかり企画だったと、そういうことなのですかね。