石見銀山に行く(1)

10月8日日曜日、三連休の中日にあたる日に、
世界遺産である石見銀山に行ってきました。

こちらの一日一撮エントリーでも述べているように、
ちびっ子の運動会の後に行くという強行軍スケジュールで
かなり大変で、行く意味があるかどうか不明でしたが、
思いの外実入りのある結果でまずまず満足でした。

大変でした…

初めて行く上に、到着予想が午後3時と時間がありません。
大人4人にちびっ子2匹なので機動力もありません。
しかし、前情報によると銀山近くに駐車場は大してありません。
ということで、最初は石見銀山遺産センターに向かいます。
そこに車を止めて、石見銀山世界遺産センターのバス停から
バスで大森バス停まで向かいます。

時間がないので、ここで、大森代官所方面或いは龍源寺間歩
方面のどちらかに絞ることにしました。が、
「銀山きたら間歩でしょ?」
ということで、自分以外全員が龍源寺間歩方面という結論に。

ですが、龍源寺間歩までは3キロ強の道程に加えて上り坂。
まともに行くと死んでしまいます。ということで、大森バス停
の近くに都合よくあった貸し自転車屋で自転車を確保します。
順番待ちが大分あったので、暫く待ちます。

SONY SLT-A77V (18mm, f/8, 1/125 sec, ISO100)
茅葺屋根の家に藁を干す風景、いいですね!

電動自転車1台700円、子供用のバスケット1基200円、
トータルで3200円と結構値が張りますが、自転車が
キープできた時点で午後4時、迷っている場合ではありません。

龍源寺間歩まで電動自転車で駆け上がります。
電動でない自転車もパイとしてありましたが、200円を
ケチるぐらいなら、電動にするかいっそ徒歩で上った方が
いいと思います。時間優先なら電動しかナイでしょう。

SONY SLT-A77V (16mm, f/4.5, 1/60 sec, ISO1250)
自転車置き場から龍源寺間歩までは徒歩です。

直接龍源寺間歩まで行ければベストですが、その
手前の数百mで自転車を降りて、そこからは
歩いて向かいます。登りですが今までの自転車の
道程からすればささやかなものです。

SONY SLT-A77V (16mm, f/4.5, 1/40 sec, ISO1600)
ここで入洞料を支払います。

間歩の入り口で入洞料を支払って入ります。
この辺りの料金は、全てWAONが使えます。
それどころか、現金で支払うよりお得です。
カミさんは少しユルいので、脇でWAONで
払おうと自分が提案しても、ガン無視して
現金で支払ってしまいました。アホですね。

あとそれから、ここに行くのであれば
ガイドが居た方が「行った価値が高まる」
というのも特筆すべきポイントです。
要するに、何も事前調査等なしでここに来ると、
折角の世界遺産も、
「行ってはみたけど面白くなかった何か」
に過ぎなくなってしまうということなのです。
そして、事前調査はとんでもなく大変なので、
だとしたらガイドが必要だということです。

まぁ、ガイドをまともにつけると最小催行人数が
ネックになってしまいますが、ワンコインガイド
というのもあるらしいので、石見銀山に行くなら
ガイドの会に問い合わせて行くのが吉でしょう。
そうすれば、「石見銀山がサグラダファミリアや
モンサンミッシェルのようにバカわかりの遺跡では
ないのに、なぜ世界遺産として並べられているのか」

という疑問の回答が得られ、それに納得できるはずです。

惜しむらくは、石見銀山が何の予備知識もなくて
感動できるような、バカわかりではないことなのです。

つづく

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