10月8日日曜日、三連休の中日にあたる日に、
世界遺産である石見銀山に行ってきました。
こちらの一日一撮エントリーでも述べているように、
ちびっ子の運動会の後に行くという強行軍スケジュールで
かなり大変で、行く意味があるかどうか不明でしたが、
思いの外実入りのある結果でまずまず満足でした。

初めて行く上に、到着予想が午後3時と時間がありません。
大人4人にちびっ子2匹なので機動力もありません。
しかし、前情報によると銀山近くに駐車場は大してありません。
ということで、最初は石見銀山遺産センターに向かいます。
そこに車を止めて、石見銀山世界遺産センターのバス停から
バスで大森バス停まで向かいます。
時間がないので、ここで、大森代官所方面或いは龍源寺間歩
方面のどちらかに絞ることにしました。が、
「銀山きたら間歩でしょ?」
ということで、自分以外全員が龍源寺間歩方面という結論に。
ですが、龍源寺間歩までは3キロ強の道程に加えて上り坂。
まともに行くと死んでしまいます。ということで、大森バス停
の近くに都合よくあった貸し自転車屋で自転車を確保します。
順番待ちが大分あったので、暫く待ちます。

茅葺屋根の家に藁を干す風景、いいですね!
電動自転車1台700円、子供用のバスケット1基200円、
トータルで3200円と結構値が張りますが、自転車が
キープできた時点で午後4時、迷っている場合ではありません。
龍源寺間歩まで電動自転車で駆け上がります。
電動でない自転車もパイとしてありましたが、200円を
ケチるぐらいなら、電動にするかいっそ徒歩で上った方が
いいと思います。時間優先なら電動しかナイでしょう。

自転車置き場から龍源寺間歩までは徒歩です。
直接龍源寺間歩まで行ければベストですが、その
手前の数百mで自転車を降りて、そこからは
歩いて向かいます。登りですが今までの自転車の
道程からすればささやかなものです。

ここで入洞料を支払います。
間歩の入り口で入洞料を支払って入ります。
この辺りの料金は、全てWAONが使えます。
それどころか、現金で支払うよりお得です。
カミさんは少しユルいので、脇でWAONで
払おうと自分が提案しても、ガン無視して
現金で支払ってしまいました。アホですね。
あとそれから、ここに行くのであれば
ガイドが居た方が「行った価値が高まる」
というのも特筆すべきポイントです。
要するに、何も事前調査等なしでここに来ると、
折角の世界遺産も、
「行ってはみたけど面白くなかった何か」
に過ぎなくなってしまうということなのです。
そして、事前調査はとんでもなく大変なので、
だとしたらガイドが必要だということです。
まぁ、ガイドをまともにつけると最小催行人数が
ネックになってしまいますが、ワンコインガイド
というのもあるらしいので、石見銀山に行くなら
ガイドの会に問い合わせて行くのが吉でしょう。
そうすれば、「石見銀山がサグラダファミリアや
モンサンミッシェルのようにバカわかりの遺跡では
ないのに、なぜ世界遺産として並べられているのか」
という疑問の回答が得られ、それに納得できるはずです。
惜しむらくは、石見銀山が何の予備知識もなくて
感動できるような、バカわかりではないことなのです。